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Furakoko

ココロはどこに

date★2006.07.02(Sun) category★未分類
数日前、
奈良でとんでもない事件を起こした彼。

その事実は取り返しがつかない、
だって、家族の命を奪ってしまったんだから。

でも、
その背景を新聞で読んだ時、
ココロが締め付けられた。

涙が出た。

彼はこの十数年間、
困ったとき、悩んだとき、どうしていたんだろう。

ひとりで考える、
ひとりで抱え込む、
ひとりで我慢する、
周囲の人に相談する、
「悩み相談」に電話をかける?

人は悩みが大きいほど、なんでもない風を装うような気がする。
外見とのギャップ、彼のココロの悲鳴・・・

彼に助けを求める力があったら・・・

今日の新聞にこんな記事を見つけた。

---長男処分「寛大に」---
彼の通っていた高校の保護者有志らが嘆願書を配ったそうです。
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secret

この事件は本当に胸が痛みました。
少年は父の期待にこたえようとして
ずいぶん苦しんだことでしょうね。

犯した罪は許されるものではありませんが、
罪を償って、これからの人生をしっかり歩んで欲しいと切に願います。


メディアで知った少年の育った環境は、うちのダンナと本当によく似ているんです。
幼い頃の親の離婚、実の弟と母との別れ、父親からの異常なスパルタ教育、父の再婚で義母との確執、歳の離れた兄弟の誕生。
うちの場合は逃げ場なはずの祖母も躾けが厳しいで、どこにも逃げ場がなくて、でも耐えて故郷から逃げるように京都の大学へ行ったのです。だから少年の気持ちが何となく分かると言ってました。彼は糸が切れたんですね。ほんとうに複雑な可哀想な事件です。

>アクアちゃん
罪を犯した少年達を全部同じ目線で考えてはいけないなー、
そう思わせる事件でした。
それから・・・
ココロが育っていく過程の大切さが身に沁みました。

この少年に’生まれてきて幸せ’と思えるようになって欲しいです。

>おのろけまめさん
ダンナさまは厳しい人生を歩んでこられたんですね。
それなのに、そんなに優しい大人になれた・・・
でも、この少年は途中で歯車が壊れてしまった。。。
起こした事件の大きさを考えても
可哀想としか言えません。

ちょっと前にね、DVの環境で育った女性のお話を聞く機会があって、
彼女も中年になった今でもココロの傷が癒えなくて
「自分は頭がおかしい」と話していました。
成長過程で受けたココロの傷は一生消えないのかな・・・悲しいですね。